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やりたいじ氏の歴史を振り返る②【随時更新】

前回の記事ではやりたいじ氏の今までの経歴やチーム活動の歴史を振り返った。

 

kaitou.hatenadiary.jp

 

今回の記事では主に現在の活動などについて振り返る。

 

 

目次

 

 

 Splatoon2

NK活動休止後、Splatoonの他にも様々なゲームの配信活動を行っていたたいじ氏であったが、2017年7月20日Splatoon2の発売を機にとある発表が行われた。

 

 内容はたいじ氏が株式会社CyberZ*1とスポンサー契約を結び、プロ活動を行うというものだ。

発表はSplatoon2発売当日、13時間にも渡る長時間配信の中で本人の口から行われた。(公式Twitterに先を越されていたが

今後の活動については、プロストリーマーとして様々な配信を行いつつ、プロゲーマーとしてSplatoon2でプロチームを結成し活動すると話があった。

スポンサード受けているが条件についてはかなり緩く、配信ゲームの制限はもちろん動画投稿などプラットフォームについても制限はない。そのためニコニコ動画YouTubeへの動画投稿については継続していくとのことだった。

当時DetonatioN GamingやSCARZがSplatoon2部門を開設し、チームメンバーを募集していたが、スプラトゥーン界で個人でプロゲーマーになったのはたいじ氏が初となった。

 

 

プロチーム『GG BoyZ』

たいじ氏がプロ発表してから2ヶ月後、同じく有名スプラプレイヤーのダイナモン氏がeStream*2に所属しプロ活動を開始すると発表があった。

その内容の中に「たいじ氏と同じチームにてプロゲーマーとしての活動を行う」とあったことから、たいじ氏とダイナモン氏が同じチームで活動することがわかった。(ダイナモン氏を誘ったのはたいじ氏。Splatoon2発売前の2016年12月頃には話していたと、その後の配信で語っている)

その後もたいじ氏とダイナモン氏は活動を行っていたが中々プロチームメンバーの発表がなく、Libalent CalamariやDetonatioN Gamingがプロチーム発表を行い活動を開始する中、2017年11月29日プロチーム「GG boyZ」の発表された。

メンバーは直前に一緒に大会にも出場し優勝した「Snowball fight」のメンバーで、たいじ氏、ダイナモン氏、えとな氏、やまみっちー氏。

事前の対抗戦や大会では凄まじい強さを見せ、期待されていた通り大会優勝を成し遂げたメンバーで、プロチーム発表の前からこのメンバーを予想していた人も多くいた程だ。

チーム名の「GG BoyZ」の由来は、ゲーム配信などでよく用いられるgg(good game)

とスポンサーのCyberZの「Z」。プロゲーマーとして良い試合をしようという意味合いだそうだ。(考案したのはOPENREC)

愛称はGG。ただしチームタグなどの略表記はGZが多い。

それぞれ4人のデフォルメキャラクターがあり、配信サイトOPENRECではプレミアム会員限定で4人のスタンプも使用ができる。

 

追記

2019年11月27日、公式Twitterにてメンバーであるやまみっちー氏が来春の進学のため卒業すると発表された。他のメンバーは継続し、助っ人を交えながら引き続きGG BoyZとして活動していくとの事だ。

2年の間最強の前線としてチームを牽引したやまみっちー氏の卒業は残念でもあるが、これ程まで輝かしい活躍を共に成し遂げた彼には皆が感謝していることだろう。

やまみっちー氏、本当にお疲れ様でした。

彼の新しい門出と、GGBoyZの新たな一歩が良い物となるよう期待している。

 

 

第3回スプラトゥーン甲子園2018

プロチーム発表後すぐに、任天堂が開催する公式オフライン大会「第3回スプラトゥーン甲子園九州地区」に出場することも発表された。

 結果は残念ながら全国大会に進めなかったが、初めて顔出しとなるたいじ氏を見ようと、普段はイカス号より観客が少ないことが多いイカス屋台にも関わらず、会場には溢れるほど人が集まっていた。

そして、最後の甲子園全国大会に進める切符となるオンライン甲子園に出場し、ライバルのプロチームである「Libalent Calamari」*3を破り全国大会に足を進めることとなる。

スプラトゥーン甲子園全国大会のトーナメントでは、今まで同じプロゲーミングチームとして多く対抗戦を行い切磋琢磨してきた「DetonatioN Gaming」や、また前回の九州地区大会で敗北した「ガリガリーズ」、ナワバリバトル強豪チームとして有名であった「爆熱ヌロワンヌの一族」と同じブロックとなり、試合内容に多くの注目が集まった。

結果、熱い試合を繰り広げ、ライバル「DetonatioN Gaming」を倒し、決勝戦では前回地区大会で敗北した宿敵「ガリガリーズ」を倒すという完璧な主人公展開には、多くの視聴者が感動したことだろう。

優勝したインタビューでたいじ氏が発した「やっぱり俺がスプラトゥーンの王なんだなって」という発言も話題となった。

かくして、発売初期からスプラトゥーン界を牽引し、一時は無冠の王とも揶揄されていた王が、本当にスプラトゥーンの王になったのである。

 

世界大会E3 2018

2018年6月にはアメリカ・ロサンゼルスで催されるE3にて、スプラトゥーン甲子園全国大会優勝者のみが招待されるスプラトゥーン2の世界大会が開催され、「GG boyZ」が出場した。

2日間渡って開催される今大会は、有名プロチームの出場ということもあり出国前から多く注目を集め、当日視聴者は早朝から熱い試合を見守った。圧倒的な強さで予選を突破したGG boyZは決勝戦に進出。各々が素晴らしいプレイで活躍し、強敵であるヨーロッパ代表「Back Squids」を撃破し優勝。ついに世界最強のチームとなった。

優勝当日、たいじ氏はTwitterで「最高の舞台で最高のプレイができた」と語っている。

 

第4回スプラトゥーン甲子園2019

E3終了後は開催が発表された「第4回スプラトゥーン甲子園2019」に向けて前人未到の2連覇に向けて精力的に活動していた。落選続きであったがついに10月、関東地区大会DAY2に当選。関東地区大会は参加チームが128チームと激戦地区。

前回優勝チームとのことで注目と期待の中、安定して勝ち進めていき、決勝戦ではストレートで勝利し優勝。再び全国大会へと駒を進めた。

 

2019年1月に行われた第4回スプラトゥーン甲子園2019全国大会では、同じブロックに強豪「えふわんけーき」「Libalent Calamari」がいる激戦ブロックの最終カードとなった。前回優勝者としてGG boyZに付けられた名は “King of Splatoon

初戦から熱い試合を制し、2回戦では前年度のオンライン甲子園の決勝戦の相手、プロチーム「Libalent Calamari」との対戦。人気チーム同士の戦いということもあり、大きく注目された試合だったが調子を上げてきたGG boyZに軍配が上がる。

3回戦では優勝候補と名高い「えふわんけーき」と対戦し、熱い試合を繰り広げる。どちらが勝ってもおかしくない激戦を制し、ついに決勝戦へ。決勝戦では「SpRush」を3-0で封じ込め、見事前人未到の全国大会2連覇を成し遂げた。

直前にやまみっちー氏が体調を崩してしまうなど一時は出場まで危ぶまれたが、優勝した際には「絶対優勝する自信があった」と答えていた。

こうしてGG boyZは絶対王者としての地位を確立することとなった。

次の目標に対し彼らは「三連覇」を掲げている。

 

NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2

第4回スプラトゥーン甲子園2019と並行し、NPBが主催する「NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2」の出場をかけた戦いも始まっていた。

今大会は第4回スプラトゥーン甲子園2019の地区大会出場チームのみ応募することが出来、大会での活躍や戦績から選考され、プロ野球12球団からのスカウトされたチームは各球団を背負い、日本一を目指す公式大会だ。

オフライン選考会を経て、2019年3月3日12球団と選手が勢揃いし、ついにドラフト会議が行われた。全国大会2連覇のGG boyZは競合が予想されており、パワプロプロリーグでたいじ氏が所属していた「読売ジャイアンツ」はドラフト会議前日、公式Twitterで「GG boyZを指名する」と指名予告し、他球団を牽制した。

当日、GG boyZは「読売ジャイアンツ」「福岡ソフトバンクホークス」「東北楽天ゴールデンイーグルス」の3球団からドラフト一位で選抜され、抽選の結果「福岡ソフトバンクホークス」に所属となった。

 

2019年5月18日・19日、ついに本戦が開催された。

今大会はプロ野球と同じく、セ・リーグパ・リーグに分かれ総当たりでぶつかり、初日のリーグ戦で勝ち星が多い上位2チームが翌日のリーグ代表決定戦のシード権を獲得する。代表決定戦を制したセ・リーグパ・リーグの1位球団は、e日本シリーズに進むことが出来、王者をかけて頂上決戦が行われる。

GG boyZは初日、リーグ戦を全勝で突破していたが最後のオリックス・バファローズ(Calamari)戦で惜敗。勝ち点は同率1位であったが、獲得パーセンテージの差で2位での終了となった。

気を引き締め挑んだ翌日の代表決定戦では、勝ち上がってきた西武ライオンズ(Cool&Cool)を倒し、調子を取り戻したGG boyZはオリックス・バファローズ(Calamari)とのリベンジマッチを制した。

迎えたe日本シリーズ決定戦での対戦相手は横浜DeNAベイスターズ(ハイパービーム)。試合はチーム全体で調子を上げている横浜DeNAベイスターズが初戦、2試合目を制し、持ち前の粘り強さで3試合目の勝利をもぎ取るが、4試合目、激戦の末敗戦。GG boyZはe日本シリーズ決定戦2位の実績を残した。日本一を目指していた彼等にとっては、とても悔しい結果となった。

リーグ戦、e日本シリーズ決定戦共に2位であった為、表彰を受けることが出来なかったが、今大会でもプロチーム「GG boyZ」の強さ、安定感を見せつけたことだろう。

6月には世界大会E3が控えている。今回の悔しさをバネにさらなる活躍が見れることを祈っている。

 

 

 実績

 

 

※随時更新

 

 

 

eBASEBALL パワプロ・プロリーグ

2018年7月、KONAMINPB*4が共催し、プロ野球eスポーツリーグ「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ」が開催されると発表された。

実況パワフルプロ野球2018」を使用し、プロテスト、各球団からのドラフトを経てNPB12球団のeスポーツチームを結成し、ペナントレースを行い、最終的なe日本シリーズ優勝チームには300万の賞金も用意されている大規模な公式大会だ。

当時たいじ氏は配信で「実況パワフルプロ野球2018」をプレイしており、主にマイライフモードをプレイしていた。パワプロ歴も当時2ヶ月と短かったが、オンライン戦績も良かった事から上記のプロテストに参加した。本人も「いけるかなと思って参加した」(要約)との事。

オンライン予選を突破し、オフライン選考会ではグループごとに分かれ、各グループ上位2名がその後の面接審査に進むことができる。オフライン選考会には歴代猛者も多く集っていたが、持ち前のゲームセンスで選考会を突破し、9月にプロテストに合格したと発表した。

同月「eドラフト会議」が開催され、たいじ氏は「読売ジャイアンツ」に2巡目で指名され、ジャイアンツ所属のパワプロプロゲーマーとしての活動を開始した。

同じチームにはてぃーの氏、ころころ氏。両名共「パワチャン2017」で輝かしい成績を残しているプレイヤー。他球団プレイヤーも長くパワプロをプレイしている経験者ばかりの中、2ヶ月でプロゲーマーとなったたいじ氏は話題にもなった。

「GG BoyZ」としてスプラトゥーンでのプロ活動を行いつつ、たいじ氏個人はパワプロでもプロゲーマーとして活動を行う二刀流プロゲーマーとなった。

キャッチコピーは「意外性の男」

11月にはeペナントレースが行われた。セ・リーグパ・リーグに分かれ、毎週総当たり形式で対戦し、上位3チームはe日本シリーズに進出出来る。

実践を積み驚異的な成長速度で進化するたいじ氏は、週を重ねるごとに調子を上げ、第5節(最終節)では強豪「広島カープ」ドラフト1位でエースのゴジラ氏に対し、8-0と完封。そのあまりの成長速度と安定したプレイに実況解説も感嘆の声を上げるほどだった。

たいじ氏は3人目の対戦カードで、試合は1勝1敗。たいじ氏の勝利でCSに進出できるという非常にプレッシャーのかかった試合だった。

勝利後のインタビューでは「正直巨人は2勝1敗じゃないとCS進出が厳しかったが、こういう試合のほうが僕は得意と応えた。

 

12月16日、セ・リーグ上位3球団によるeリーグ代表決定戦が行われた。3位で進出した読売ジャイアンツの1戦目は前回第5節で勝利した相手、広島カープ。今回のゲームシステムは1ゲーム中に3回ごとに選手交代し、最終的な得点数を競う。3位で進出した読売ジャイアンツは、一戦も負けられない大事な試合となったが、 11-3の快勝。序盤てぃーの氏の7点先取、中盤ころころ氏の抑えが有り、最後たいじ氏が2点入れ勝利した。

続いての横浜DeNAベイスターズ戦では惜しくも破れ、e日本シリーズ進出とはいかなかったが、絶体絶命の第5節からここまでの大健闘は誰が予想できただろうか。

結果eリーグ代表決定戦、読売ジャイアンツセ・リーグ2位で閉幕となった。以上の大会でチームは解散となるが、今後も3名の更なる活躍に期待したい。

たいじ氏個人の成績では、打者成績セ・リーグ8位、投手成績セ・リーグ3位と好成績を修めている。90%以上強振使用でミート打ちは7.3%。ミート打ちで打った場合の打率は5割と「いつでも打てる状態」で、本人曰く「特に何も考えずに来た球を打っている」らしい。ナイスピッチ率は48.5%と高いわけではないが、阪神タイガース所属のショーラ選手曰く「配球とナイピミスを良いゾーンに投げられているのですごく打ちづらい」との事。

ここまで約2ヶ月間、たいじ氏の成長と活躍は著しく、誰も予想しないほどの結果を残してしまった。他選手や実況解説者にまで驚愕されるそのゲームセンス。

パワプロ・プロリーグに関してはインタビュー記事も多く出ているので合わせて読むとより楽しめるかもしれない。

 

実績

 

 

 

以上がやりたいじ氏の現在の活動概要である。

上記にはSplatoon関連の活動内容や、並行して行っていたパワプロ・プロリーグについて主に記載したが、配信では他のゲームの配信をしたり、また変わらず動画投稿の方も続けている。

2015年6月にたいじ氏が初めてニコニコ動画Splatoonのプレイ動画を投稿してから早3年が経った。まだまだ躍進するたいじ氏の、更なる活躍に期待している。

 

 

たいじ氏関連リンク

参考リンク

 

 

*1:OPENRECを運営しているサイバーエージェント連結子会社

*2:株式会社CyberZの子会社

*3:よしもとが運営するプロゲーミングチーム

*4:日本野球機構