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やりたいじ氏の歴史を振り返る①

やりたいじ(胎児)

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やりたいじ(胎児)とは、主にスプラトゥーンの動画投稿や配信をしているプロストリーマー兼プロゲーマーだ。

この記事では彼の今までの活動履歴や現在について記述する。

 

目次

 

 

 概要

 バイオシリーズ・マーセナリーズのトップランカーだった過去を持つ。当時はなんでも実況VIP*1でマーセ配信をしていた。

愛称は「胎児」もしくは「たいじ」

「やりたいじ」という名前は当時使っていたマイクが胎児に聞かせる音声に似ていた事から視聴者によって付けられた。マーセ時代は「やりお」もしくは「胎児」と呼ばれていて、現在の「やりたいじ」という名前はそのあだ名から取ったもの。(漢字表記の胎児で活動していたが現在はひらがなのたいじで活動している)

2015年にスプラトゥーンのプレイ動画をニコニコ動画にアップしたところ、その華々しいプレイと驚異的なエイムから繰り出す連キルに注目が集まり、またたく間にスプラトゥーン界に名を轟かせた。

人物

北海道出身。現在は大阪在住の既婚者である。年齢は今まで未公開であったが、2018年「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ」*2でプロゲーマーとして活動開始した際に、現在27歳であると公表した。そして本名も公開している。

お茶目な性格で冗談を言ったり、ビックマウスな発言で視聴者やコメントを煽る事も多い。(他人を煽ることも好きである) フラグ回収率も高い。その反面、ブレない芯の強さがあり、ゲームに関しては楽しんでプレイすることを最重要とし、徹底している。

基本的にゲームセンスが高く、どのゲームをプレイしても上手い。大口を叩く一面もあるが実際に成し遂げる事も多く、上達速度も早い。

また、オフライン大会において異常な強さを発揮し、ここ一番の勝負に強い。普段の配信で鍛えられているからかメンタル面が強く、精神支柱として頼りになる面もある。本人曰く「そういう時(プレッシャーが掛かった試合)のほうが得意」との事である。

ただしホラーゲームは大の苦手で、いつも淡々とプレイしているたいじ氏の絶叫と情けない声を聞くことが出来る。生来の視野の広さと反射神経が恐怖心を増幅させているらしい。

受講生であり、他の配信者などではもこう先生やHIKAKIN、キズナアイなどが好き。もこう先生とはスプラトゥーン1でタッグマッチで共演している。(本人は大喜びしていた)

妻帯者であり、配信には時たま奥様も登場する。関西出身で関西弁。愛称は「嫁ちゃん」「おによめ」*3。奥様が登場した際には嫁コメントで埋まるほど人気である。非常に絵が上手くLINEスタンプやたいじ氏のアイコンなどは奥様が描いたもの。

キャラクター

ニコ生時代からマイクのセッティングの関係か、鼻息の荒さが指摘されており、当時の配信や動画コメントでは鼻息コメントも多い。

また、奥様の発言からハゲキャラとぽっちゃりキャラが定着していた。今まで顔出しをしていなかった為、真相は不明であったが、2017年スプラトゥーン2でプロ活動を行うに当たり九州甲子園で初めて顔出しをし、髪がふさふさであったことが発覚し徐々に言われなくなっている。(マイク環境の改善もあり現在は鼻息もあまり聞こえなくなっている)

現在では定着している(・●●・)というキャラクターは2016年頃にたいじ氏が考案したキャラクター。配信などで個人の顔文字が欲しいとの話になり、はじめは(^タ^)という顔文字を使っていたが定着せず、配信中度々指摘されていた鼻息の荒さから現在の鼻を強調した(・●●・)の顔文字が定着した。

また今の全身マスコットキャラクターは本人が描き下ろした上記の顔文字のデフォルメキャラクターで、鼻、ハゲ、ぽっちゃりが強調された非常に愛らしいキャラクターである。たいじ氏が描いた絵を絵師が描き下ろし、現在のキャラクターになっている。

たいじ氏の所属するCyberZが手掛けるOPENREC STUDIOのエントランスには、かなり大きいたいじ氏のマスコットキャラクター像が鎮座している。

国内最大級のeスポーツスタジオを完備した「OPENREC STUDIO」をリニューアルオープン! | OPENREC.tv (オープンレック)

初期から見ている人の中ではヤコメッシュ、イカリスウェット、キャンパストマトのイカちゃんのイメージも多いかもしれない。

 

バイオハザード時代

主にマーセナリーズで活躍していたのはバイオ4・5・6。(他シリーズもプレイ済みであると配信で言っている。)

マーセ初期から中期にかけて常にハイスコアを牽引し、独自のルート開拓、操作、立ち回りを確立。他ランカーに集会場ソロの記録を塗り替えられてもたった一日で更に上回るスコアを叩き出し名を馳せる。

バイオ6では購入から短時間で高スコアを出し、更に全ステ1位の記録を残し風のように去っていった。

異様なほどアイテム操作が素早く、驚異のエイム精度と判断力の高さを持つ。当時から華があるプレイスタイルが人気で、熱狂的な信者もいた。信者からのあだ名は「タイサマ」。

マーセ動画やCoD動画もニコニコ動画にアップされている。

ニコニコ大百科参照)

Splatoonスプラトゥーン

 バイオ6で一度姿を消してから再度動画投稿をしたのは2015年、Splatoonが発売して1ヶ月後の事。当時ニコニコ動画のランキングには任天堂のクリエーター奨励プログラムの影響で、任天堂関連の動画(特にSplatoon)が独占状態であったが、たいじ氏のA+カンストガチマッチ動画はその驚異的なエイム速度やスーパーショットの精度、その当時あまり注目されていなかったスプラシューターコラボを使った華々しいプレイはまたたく間に注目を浴び、一気にランキング上位にランクインし、一躍有名スプラプレイヤーとなった。

現在この動画はミリオン達成している。

たいじ氏の動画の影響は凄まじく、ガチマッチにスプラシューターコラボが蔓延したのは言うまでもない。発売当初のスーパーショットは展開後即発射出来たが、その部分も彼の動画のおかげで無事修正された。

Splatoonをプレイするきっかけについては、元々嫁さんのために買ったゲームにハマったことが理由だそうだ。ニコニコ動画への動画投稿については、嫁さんのご家族にプレイを見たいと言われた事がきっかけだと後に配信やインタビューで答えている。

また、今では報告の際に当たり前に使われている「○○やり」という言葉は淡々とキル報告をするたいじ氏の発言が元。

その後も動画投稿を継続し、ついに2015年10月21日にニコニコ生放送を開始。当時たいじ氏のプレイや喋りをひと目でも見ようと大勢の視聴者が集まり、たいじ氏のコミュニティは1日でコミュニティレベルが100を超え、プレミアム満員で放送自体見ることが出来なかった人が続出した。

現在はYouTubeとOPENRECに活動拠点を移し、CyberZ*4とプロ契約を結び、プロゲーマー兼ストリーマーとして精力的に活動している。

www.youtube.com

www.openrec.tv

 

チーム活動

ここではたいじ氏の過去から現在に渡るチーム活動を記述する。

U Kids

通称UK。メンバーは以下の通りだ。

しゅーとん氏(チャージャー)、たいじ氏(スシコラ・.96ガロン)、りょぼ氏(ローラー・シューター)、ギコ氏(.52ガロン・バレル)。

2015年8月15日に開催されたあのポン氏主催のエンジョイ大会「チーム総イカ戦」に応募する際にたいじ氏が募集した。

チーム名の由来については、しゅーとん氏の動画説明文には「チーム名の由来ですが、建前としては「WiiU」のゲームを「Kids」(子供)のように楽しく遊ぶ=「U Kids」です。本音はお察しください。」とある。

この本音については諸説あるが、当時たいじ氏の動画がきっかけで彼のプレイを真似してか裏取りを多用するプレイヤーが増え、皮肉を込めて「裏取りキッズ」と呼ばれているプレイヤーが多かったことから、この頭文字から来ているのでは?という説もある為、「裏取りキッズ」の略称として認知している人も多いかもしれない。真相は闇の中。(たいじ氏のプレイを真似する子ども達が多かったことなどから、たいじ氏の信者もたいじキッズと呼ばれている)

当時同じ動画投稿者として人気であったギコ氏や、過去にfps大会で優勝経験のあるしゅーとん氏、またニコ生で配信しておりローラー使いとして名が上がっていたりょぼ氏(りょぼ氏はたいじ氏達から声をかけた。)からなるチームで、大会直前での練習時にチョーシランキングの上位をチームメンバーで独占し、上記の大会では無敗優勝を成し遂げた。

その後も幾つかの大会で好成績を残し、現在でも人気と知名度の高い、たいじ氏初のSplatoonチームだ。(現在は活動していない。)

 実績
  • あのポン主催 チーム総イカ戦 -優勝
  • iOS主催 第2回チーム対抗トーナメント -準優勝
  • iOS主催 第3回チーム対抗トーナメント -予選Eブロ2位
  • 第3回ラピラビ杯 -準優勝
  • 第2回Sycup -ベスト32

 

【12/16追記】※U kidsの名前の由来について、「裏取りキッズ」からもじったものと記載していましたが、正式な情報に修正致しました。

 

Samurai Kiz

通称SK。メンバーは以下の通りだ。

たいじ氏(スシコラ)、ティラミス氏(.96ガロン)、はんじょう氏(ローラー)、yuryo boy†氏(チャージャー)。

海外大会InkstormⅠに出場するにあたり結成したチーム。当時頻繁に遊んでいたティラミス氏と共にはんじょう氏とyuryo boy†氏に誘われ結成。(当時「ティラミス氏がいるなら」とチームを組んだとの事。)

ニコニコ動画にもSKでの大会動画もアップされている。

海外大会InkstormⅠにおけるSK vs おもひで戦は人気チーム同士の闘いということもあり話題になった。(残念ながらたいじ氏視点での動画は残っていないが、相手視点で見ることが出来る。)

 実績
  • Inkstorm Ⅰ -3位
  • Kaleid杯 -ベスト4

 

ブラジャーex

通称ブラジャー。メンバーは以下の通りだ。

たいじ氏(スシコラ)、にょーい氏(リッター)、ティラミス氏(.96デコ)、かおちん氏(わかば)。

参加大会は1大会だけだが、非常に実力の高く人気のチーム。ブラジャーexの一員として出場した第4回Sycupは参加チーム671チームという大規模大会。他の出場チームには「NIS」「.Alice」「おもひで」「いろは」「Decoy麻雀部」など名だたるチームが勢揃いし、熱い戦いを見せた。即席でありながら優勝候補であった「おもひで」を破った試合は記憶に残っているプレイヤーも多いのではないだろうか。

ちなみに名前の由来は「Sycup(シーカップ)」から連想したもの。

 実績
  • 第4回Sycup -ベスト8

 

文明開化

メンバーは以下の通りだ。

たいじ氏(スシコラ・.52ガロン)、ティラミス氏(.96ガロン)、はんじょう氏(ローラー)、yuryo boy†氏(チャージャー)、きっとかっと氏(ダイナモ)、ねくら氏(チャージャー)、くろす氏(ノヴァ)。

EndGames主催の海外大会eSPLに出場するために結成したSamurai Kizとおもひでの合併チーム。1ヶ月ほどに渡って開催されたリーグ戦。海外の時間に合わせるため早朝や深夜の試合が多かった。

今まで無冠の帝王と言われ、なかなか優勝に手が届かなかったたいじ氏であったが、今大会強敵「NIS」を破り大規模大会初優勝を成し遂げた。

 実績
  • EndGames主催 海外大会eSPL -優勝

 

No Kids

通称NK。メンバーは以下の通りだ。

たいじ氏(スシコラ・.96ガロン)、ダイナモン氏(ダイナモ)、ツンデレ娘氏(バレル)、ぱいなぽ~氏(ブラスター・リッター)。

たいじ氏の実績を語るには外せない、人気、実力、話題性共に最強の固定チーム。当時優勝常連チーム「NIS」に所属していたダイナモン氏、チャージャー必須と言われていた環境でチャー無し編成で上位に君臨していた「Decoy麻雀部」のツンデレ娘、チャージャーとブラスターを使い分け実力のある「Another」で活躍していたぱいなぽ~氏からなるドリームチーム。

結成のきっかけは「Another」を脱退したぱいなぽ~氏とツンデレ娘氏が、Splatoon1周年を記念して開催された「スプラ感謝祭2016ガチ部門」に出場するために、固定チームメンバーを探していた際、「NIS」が解散し間もなかったダイナモン氏に声をかけ、ダイナモン氏がたいじ氏に声をかけて結成した。たいじ氏は当時にょーい氏と1ヶ月近くかけて固定メンバーを探して対抗戦を行っていた為、NKの結成は多くの視聴者も驚かせた。

上記の大会では安定した強さで優勝をもぎ取り、華々しい新チームの幕開けとなった。そして、たいじ氏は大規模国内大会で初めての優勝となった。

本来は「スプラ感謝祭2016ガチ部門」「第10回ラピラビ杯」に出場する予定しか無かったが、紆余曲折がありながらも、その後も約1年間に渡って多くの実績を残しながら活動した。

人気プレイヤーが多いことからも人気の高かったNKだが、チーム内での揉め事(所謂不穏)が多いことも有名であった。配信の有無や視聴者の事などお構いなしに数千人の前で行われる話し合い(と言うには不穏だったが)や各々が好きなことをし、発言する自由気ままっぷりには批判の声もあったが、非常に話題性に長けている時代を牽引する固定チームであった。

チームの試合運びとしてはたいじ氏とぱいなぽ~氏によるキル特化した前線が暴れ、後衛組のダイナモン氏とツンデレ娘氏が後ろから塗りで圧を掛けていく。

チャー無し編成の強みとも言える後衛の塗りの強さは他を圧倒し、一時期チャー無し編成が流行り、周囲も「打倒NK」となるほどであった。

環境の変化などに伴い、徐々に厳しい試合も多くなったが、相変わらず人気は衰えず2016年の11月に開催された「第3回Splated杯」にはNKとして3ヶ月ぶりに優勝し、2週間後の「スプラCS Winter」ではルーザーズから総合優勝を成し遂げた。

その後も活動を続けていたが2017年2月にぱいなぽ~氏の引退に伴い、活動休止となった。その後、Splatoon2でぱいなぽ~氏が復帰したことを受けてエンジョイ大会に出場するなど、たまに集まってプレイをしていたが、2018年5月ツンデレ娘氏が引退した為、今後集まる事は難しくなりそうだ。

 実績
  • スプラ感謝祭2016 ガチ部門 -優勝
  • 第10回ラピラビ杯 -優勝
  • 第1回INKup -優勝
  • 第2回INKup -優勝
  • スプラチャンピオンシップ -3位
  • N's杯 -ベスト8
  • 第1回STP主催 BigBangCup -決勝出場リーグA2位
  • 第3回INKup -ベスト8
  • 第3回Splated杯 -優勝
  • スプラチャンピオンシップ Winter -優勝
  • 第5回Sycup -本戦トーナメント敗退
  • 第3回NK杯:第2部 -ベスト8

 

以上がSplatoon1までにおけるたいじ氏の活動概要、所属チームに関する内容である。

次回の記事ではSplatoon2でのプロ活動や今までの思い出話などについて記述します。

 

※事実と異なる記載があった際はご指摘いただけると幸いです。

 

 

 

*1:通称なん実。2chの実況板

*2:KONAMINPB日本野球機構)が共催している「実況パワフルプロ野球2018」の公式大会

*3:ニコ動の投稿している動画内での奥様の名前が「おによめ」だったことから

*4:OPENRECの子会社に当たる